絶景水上コテージならでは?モルディブでの宿泊先選びにおける意外な注意点について
前回まではリゾートやホテル、部屋選びについてや、陸上のコテージとの比較についても書いてきました。
今回は部屋を決定する直前に確認してほしい、水上コテージに泊まる際の注意点をまとめました。
前回、前々回の記事はコチラから。
目次
事前にマップで確認すると安心!水上コテージと施設の位置に気をつける
引用:https://bit.ly/3uaAJYJ(Kihaa Maldives)
モルディブの水上コテージを選ぶ際に一番注意すべきポイントが、「水上コテージの配置や場所」です。
「水上コテージの配置や場所」とはつまり、「プライバシーを保つことができるかどうか」ということです。
水上コテージは海の上に建っているからプライベートビーチ感覚、と思いきや、意外と島の陸側のビーチや施設から水上コテージのサンデッキからまる見えだったりすることがあります。
Googlemap:Anantara Veli Maldives Resort
上の写真では陸地のビーチや施設から水上コテージが見えてしまう配置となっています。
こういった造りのリゾートは、水上コテージ内のプライベート感を保つことができません。
水上コテージの配置や場所の調べ方はグーグルマップでホテルの位置を調べ、航空写真に切り替えるとわかります。
また、ホテルの公式ホームページにリゾートマップを掲載しているホテルもあるため、併せてチェックすることをおすすめします。
また、1棟独立型かどうかコテージであるかも確認をおすすめします。
水上コテージには、1棟1部屋の独立型ヴィラと1棟2部屋(お隣さんと共同のコテージ)のタイプがあります。
1棟2部屋のタイプだと料金が比較的リーズナブルというメリットがありますが、プライベート感があまりなく、騒音等の配慮が必要になってくるというデメリットもあります。
1棟2部屋と1部屋では値段が変わるので、ホテルのホームページや旅行代理店サイトで部屋を選ぶ際に見て頂くと分かるかと思いますが、念のためご確認を。
直接海に入れない!?水上コテージ周辺の水深も要確認
水上コテージの魅力のひとつといえば、部屋から海へ直接出られることです。
しかし、「水上コテージ=目の前の海にいつでも入れる」と思っている方も多いかもしれませんが、全てのリゾート、ホテルの部屋から直接海に入れるという訳ではありません。
もちろんですが、水上コテージから海に直接入ることができなければ、シュノーケルもできません。
最近はほとんどの水上コテージには海に直接入ることができるラダー(ハシゴ)や階段が備え付けられていますが、念のため事前に確認することをおすすめします。
ラダー(ハシゴ)や階段が備え付けられていれば、水上コテージから直接海に入ることができ、シュノーケルを楽しむこともできます。
シュノーケルを終えたら、そのまま水上コテージに上がり、シャワーを浴びるもよし、サンベッドで少し休むもよし、水上コテージ内で完結します。
また、水上コテージ周辺の水深についても要注意です。
もちろん満潮・干潮の時間帯によっても水位は変わりますし、1日の中でも朝と夜では水位も変わりますが、事前にある程度調べておいた方が良いと思います。
腰より浅い水深の所もあれば、足のつかない2m以上水深があるところもあります。
1棟2部屋と同じように色々なホテルを比較してみると、水上コテージの中でも比較的料金が安い部屋は水位が高い事が多いです。
特に雨季(4月〜10月)にモルディブへ行く場合はさらに水位が上がります。
プライベートプール付きがおすすめ!雨でも泳げる水上コテージ
モルディブの水上コテージを選ぶ際の重要なポイントの1つにプライベートプールが付いているかどうかがあります。
ほとんどのホテルでは、価格帯の一番安い水上コテージにはプライベートプールが付いておらず、客室カテゴリーのランクを1つ上げたら、プライベートプールが付いていることが多いです。
特に雨季のシーズンにモルディブ旅行をする際は、雨が降っていなくても風の影響で波が立つ場合があり、遊泳に適さない時が多くあります。
その場合、水上コテージから海に入ってシュノーケルをすることができません。
水上コテージにプライベートプールがない場合、天候や海が荒れてしまったら部屋に籠るしかなく、手持無沙汰な状態になってしまいます。雨季にご旅行される際は特にプライベートプール付きの水上コテージをおすすめします。
レストランやロビーまでの距離も重要!
モルディブの水上コテージは、島の陸地から桟橋が長く伸びており、楕円形に水上コテージが配置されているタイプと、島から1本の桟橋が尻尾のように沖に伸びていく「テール」のような形をしているタイプもあります。
楕円形に配置された水上コテージであれば、ぐるっと一周できるのでそこまで遠くは感じませんが、テール上に配置された水上コテージはパブリックエリアから遠くなります。
例えば、人気のソネバジャニの水上コテージはテール型に配置されており、島の陸地から一番遠い水上コテージは直線距離で約1,200mの距離があります。
移動するだけで日焼けで真っ黒になりそうですね。
また、雨季は水上コテージまでの移動が大変な時もあります。
まとめ
モルディブに旅行に行かれる方々は、子ども連れの家族やカップルまで、目的もアクティビティからゆったりバカンスまで様々です。
その分、沢山のリゾートやホテルがありますし、情報もたくさんあります。
事前にしっかり考えてリゾートやホテルを選ぶと、せっかくの旅行なのに「アクシデントばっかりで全然楽しめなかった!」と帰らずにすみます。
前々回から3記事連続で書いてきた「リゾート・ホテル選び」を使って、みなさんがモルディブへの旅をより最高のものしていただけたら幸いです。