モルディブ独自の通貨単位はルフィヤ!ただし、米ドルの方が汎用的で使い勝手が良い!

海外旅行の準備で必ず調べるのが現地の通貨ですよね。モルディブに行く際も、現地で日本円が使えないため、予めお金を換金しておく必要があります。

こちらの記事では、これからモルディブ換金におすすめの通貨と現地での使い道について解説していきます。

モルディブの通貨はルフィヤ

モルディブの独自通貨はルフィヤ(ルフィア)です。

為替レートは2021年12月時点で1ルフィヤ=約7.4円で、およそ1200の島々によって形成されるモルディブ共和国らしく、4種類ある全ての紙幣に船が描かれています。

ルフィヤはモルディブで独自に誕生した通貨で、ルフィヤが誕生するまでは、日本の歴史と同様に銅貨が使われたり、タカラガイの貝殻が『貝貨』(ベイカ)として用いられていました。

モルディブのタカラガイは特徴的だったため、世界中の様々な都市で貝貨として使われた歴史があり、紀元前1400年のものと推定されるインダス川のモルディブ産タカラガイの出土が有名です。

リゾートによってはルフィヤでの支払いが不可!万能なのは米ドル!

ここまでご紹介したルフィヤですが、実はリゾートによってはルフィヤでの支払いを断られてしまいます。

その際に使えるのが米ドル(アメリカドル)で、米ドルは全てのリゾートで利用できる他、現地民が住むマレ本島でも基本的に米ドルを持っていれば支払いで困ることはありません。

米ドルを持っていれば支払いで困ることはないので、モルディブに行く際は米ドルへの換金をしましょう。

支払いの多くはクレジットカードで可能!チップの支払い以外紙幣の出番は無い

海外旅行全般に言える事ですが、海外の多くの国では既にキャッシュレス化が大きく進んでいます。

日本では現金主義の風量が強く、現金で支払いをする文化が色濃く残っていますが、先進国ではクレジットカードの支払いが主流です。

モルディブで現金を使う場面はチップを払うときぐらいで、チップ用の1ドル紙幣を換金しておいて、後はカードで支払を済ませると余分な換金が発生せず便利です。
旅行時に知っておきたいチップの相場と渡す場面を解説!

ただし、クレジットカードを使う際は取扱いに注意が必要で、海外ではクレジットカードの磁気情報を読み取る「スキミング」という犯罪の事例が数多く挙げられています。

「スキミング」とは、支払いの際に客から預かったクレジットカードを専用に機械に通し、読み取った磁気情報からカードのコピーを作成するという犯罪です。

支払いでクレジットカードを渡す際は、カードをどのように取り扱っているかしっかり目で追いかけましょう。

もう一つ、クレジットカードの取り扱いで注意が必要なのが、「レストラン等でチップをカード払いする時」です。

基本的にチップは手渡しすることが多いのですが、レストランによっては伝票に「TIP」や「GRATUITY」といったチップの金額を記入する欄を設けられているお店もあります。

この際に、 「TIP」や「GRATUITY」 の欄を空欄にしておくと、勝手に金額を書き込まれることがあるため、カード払いでチップを支払わない時は必ず✕印を書き込みましょう。

まとめ

今回は、モルディブの通貨「ルフィヤ」と、モルディブ旅行に行く際の換金について解説しました。

モルディブではクレジットカードの支払いが主流のため、チップで使う米ドル紙幣だけを換金するのがおすすめです。

クレジットカードで支払いを済ませる際も、日本ではあまり馴染みのないクレジットカードに関する犯罪があるので取り扱いに注意しましょう。

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