モルディブは本格ダイビングもお手軽ダイビングも楽しめる
モルディブの代表的なアクティビティであるのダイビング。豊富なサンゴ礁と、インド洋のど真ん中で近くに人工物が少ない立地のモルディブでは、カラフルな熱帯魚の他に、大型の魚類もたくさん見られるため、リゾート地としてだけではなく、ダイビングスポットとしても有名です。
今回は、プロダイバーもうならせる、モルディブのダイビングの魅力についてご紹介していきます。
モルディブでは『マンタ』『ジンベイザメ』『ハンマーヘッドシャーク』が見られる
まず、モルディブのダイビングスポットとしての魅力を語るうえで欠かせないのが、大型の魚類です。
その大きな体や、特有の見た目から、ダイバーから人気の『マンタ』、『ジンベイザメ』、『ハンマーヘッドシャーク』の3種ですが、近くの海域でこの3種を見られる海域は多くありません。
モルディブは、時期によって見られるスポットは変わるものの、年間を通して周辺の海域で上記の3種が見られる絶好の大物巡りポイントです。
もう一つ、モルディブのダイビングで人気なのがサンゴ礁や色鮮やかな熱帯魚です。
映画『ファインディング・ニモ』で一躍有名になった『カクレクマノミ』はもちろん、色鮮やかな青が特徴の『パウダーブルーサージョンフィッシュ』、黄色い縞模様の『ヨスジフエダイ』など、熱帯特有のカラフルな魚とサンゴの背景は、見る人に感動を与えます。
大物狙いでダイビング三昧のクルーズと、リゾートの周りで手ごろに楽しめるリゾートステイ
モルディブでダイビングを楽しむ手段は大きく2つあります。
<ひたすら潜れるクルーズでダイビング三昧>
1つは、大型の魚類が見られるスポットを巡る周遊コースや、熱帯魚の魚群が綺麗に見えるスポットなど、モルディブ周辺のダイビングスポットを船に寝泊まりしながらめぐるクルーズコースです。
クルーズコースでは、魚が活発な早朝から潜りはじめ、休憩をはさんで1日に3-4回潜水するコースが一般的です。もちろんコース次第ではありますが、連続での潜水は体力の消耗も大きいため、ダイビングの経験をある程度積んでいる方におすすめの楽しみ方です。
モルディブのインストラクターは陽気な人が多く、一緒に潜っている中で泳ぎ方を教えてくれることもあります。楽しみながらダイビングの腕を磨きたい方にとっても、良い機会になるでしょう。
肝心のクルーズで見られる魚についてですが、完全にコースや天候次第です。目玉の『マンタ』、『ジンベイザメ』、『ハンマーヘッドシャーク』は出現スポットがクルーズコースに含まれている場合が多いですが、事前にどんな魚を狙ったコースなのかも確認して参加しましょう。
<リゾート周辺で優雅に旅の思い出作り>
もう1つの方法がリゾートステイです。モルディブでは、1つの島を1つのリゾートが占有しているのですが、こちらは宿泊しているリゾート主変でのダイビングを楽しむプランです。
こちらは旅行の中でアクティビティとして楽しむ趣が強く、一般観光客が思い浮かべるモルディブのダイビングと言えばこちらです。
モルディブは、1,200程度の島々からなる島国ですが、そのほとんどが大きな環礁を構成する島です。基本的にどの島に宿泊しても美しいサンゴ礁を見られる他、時期についても、年中日本の7月ごろの気温が続くためダイビング日和です。
海中での写真撮影をすれば、とても良いモルディブ旅行の思い出ができるでしょう。
一方で、クルーズでのツアーと違って島の周りだけを泳ぐため、見たい魚が見られなかったり、ダイビングした日に魚があまりいないなんてこともあります。
手軽に楽しめる反面、運次第な面が大きいのもリゾートステイの特徴です。
まとめ
モルディブは、世界でも珍しい 『マンタ』、『ジンベイザメ』、『ハンマーヘッドシャーク』の3種が、近くの海域で見られるダイビングスポットです。
ダイビング上級者の方は、クルーズツアーに参加して、これらの大型魚類やカラフルな熱帯魚の見られるスポットを巡ってみましょう。
旅行の合間にダイビングを楽しみたい方には、リゾートステイでのダイビングもおすすめです。旅行のついでに手軽に楽しめる他、海中で撮れた写真などは旅の良い思い出となるでしょう。