旅行の時期にはご注意を!モルディブの雨季とその特徴について解説!
モルディブはインド洋に浮かぶ島国で、南緯0度40分から北緯7度7分の範囲に位置します。赤道直下の国らしくその気候は高温多湿の熱帯地域に属し、雨季には日本人には馴染みの無いような強烈なスコールに見舞われる事もあります。
特に、モルディブに旅行に行かれる際は、海のアクティビティを楽しみに行かれる方も多いですよね。雨が降っていると、海が荒れてしまい、アクティビティの予約がキャンセルになる可能性もあります。
モルディブの雨季がいつなのか、どんなことに気を付ける必要があるのかをこの記事で開設していくので、旅行計画に役立てていただければと思います。
モルディブの雨季は5月~10月。11月と12月も降雨量が多い!
モルディブの雨季は5月~10月とされていますが、近年では温暖化の影響から雨季と乾季の雨量バランスが変わっています。気象庁から発表されている1991-2020年の30年間のデータでは、月間降水量が200mmを越える月が5月と7月から12月の計7ヵ月です。
(気象庁:モルディブの気象情報)
日本に置き換えると、200mmを越える月間降水量は10月と11月のみで、それ以外の月は170mmを下回る程度です。日本の台風シーズンと言われている、10月11月と同程度の降水量が1年の半分を占めているというと、いかにモルディブの雨量が多いかが分かります。
5月と、7月から12月にモルディブに旅行される方は、雨季の影響に気をつけて計画を立てましょう。
雨季のモルディブ旅行はスピードボートでの移動がおすすめ
モルディブといえば、海に直接アクセスできる水上コテージや綺麗なサンゴ礁が有名です。1つの島を1つのリゾートが占有しているので、旅行に行く際は最初に『どのリゾートに行くか』から決めるかと思います。
この時に気を付けるべきなのが、空港に到着した後に滞在先へどのように移動するかです。良くある移動手段として、水上飛行機とスピードボートがありますが、海が荒れていると水上飛行機が着陸できないので、欠航してしまうことがあります。
また、リゾートから出発する際も、海が荒れていると欠航になってしまい、帰国のスケジュールがずれる可能性があります。多くの場合、水上飛行機の管理会社と海外への旅行会社が違うため、帰りの飛行機をキャンセルした場合にキャンセル料が払い戻されることもありません。
雨季のモルディブ旅行では、宿泊先への移動方法がスピードボートのリゾートを選ぶようにしましょう。
モルディブの雨季は島の南西が荒れやすい!北東の宿泊先を選ぼう!
モルディブの雨季は、南西から季節風が吹きます。単純に島の南側と西側は海が荒れやすいので、雨季の宿泊先を選ぶ際は『宿泊先やアクティビティの場所が島のどの方角に位置しているか』も気を付けましょう。
島の東側や北側にあるコテージを選ぶのも大切ですし、それでも海が荒れていて危険な場合でも最低限楽しめるようにプライベートプールがついているコテージを選ぶのもオススメです。
海の景色やアクティビティが有名なモルディブだからこそ、雨季や乾季に気をつけて旅行計画を立てましょう。