【2022年7月更新】コロナ下でもモルディブ旅行は可能!PCR検査等の必要な準備を解説

2019年の12月に中国で1例目の陽性患者が発見されてから、瞬く間に全世界へ拡散していった新型コロナウイルス。2021年12月現在、日本でも緊急事態宣言が解除されつつあり、ようやく日常の風景を取り戻し始めました。

そろそろ、旅行の計画したいなって方も多くなってきた頃かと思いますが、旅行に行く先の感染症や感染症対策事情は気になりますよね。

今回は、モルディブにおける新型コロナウイルスの影響や、これから旅行に行かれる方におすすめの準備について紹介していきます。

※投稿時期が2021年11月の記事です。

モルディブにおけるコロナの影響は大きい!日本から上限50億円の貸付も行った!

マスクをかぶらせた地球儀とサンダル、サングラス、日焼け止めのイメージ写真

全世界で流行した新型コロナウイルスですが、モルディブも例外ではありませんでした。その勢いは2021年になっても衰えず、最盛期の5月には1日に約1500人のペースで新規感染者が報告されていました。(モルディブの人口は約50万人)

モルディブの主要産業は観光業で、その額は2020年時点でモルディブの産業の40%を占めます。観光客は感染症の影響で激減し、新型コロナウイルスが世界中に広がった2020年には、前年の170万人いた観光客が、約55万人にまで減少したほどです。
(参考:環境省アジア低炭素発展に向けた情報提供サイト)

観光客の減少によってモルディブが受けた経済的な被害はすさまじく、日本からモルディブへ50億円を上限とする貸し付けを行いました。

そんなモルディブですが、2021年の11月時点では、新型コロナウイルスの新規感染者数は1日に100人前後。最盛期に比べてずいぶん感染者数も落ち着いています。

一時期は感染症によって大きな被害を受けたけれど、現在は比較的状況が落ち着いてきた。国としての主要産業が観光業のため、国としては観光客の受け入れに積極的、というのが現在のモルディブの現状です。

モルディブ旅行は解禁済み!英文のPCR検査と陰性証明書を準備しよう

書類にサインをするイメージ写真

先述の通り、モルディブは観光業が主要産業のため、2020年7月から既に旅行客の受け入れを再開しています。当時はPCR検査等の条件はありませんでしたが、滞在先が1回の旅行で1箇所のみと限定されていて、しかも住人の居ない島しか行くことができませんでした。

その後、9月ごろには滞在先の制限が無くなった代わりに、『出発の72時間以内』に発行された英文の「PCR検査の結果」と「陰性証明書」が必要になり、続く10月には条件が出発の96時間以内に緩和されました。

そのような経緯から、現在のモルディブ旅行に必要な準備物はこちらの通りです。

出入国時の準備一覧

※2021年11月22日時点(最新情報は次段落です。)
<入国時>
・出発前96時間以内のPCR検査の受診結果(英文)
・出発前96時間以内に発行された陰性証明書(英文)

<出国時>
・モルディブ出国前72時間以内の検査証明(陰性証明書)の提出
・モルディブ出発前にWeb質問票の回答を行う
・日本入国後は空港ですぐに抗原検査を行う
※陰性の場合も自宅等で14日間の自主隔離が必要

最新情報 ※2022年7月15日時点
<入国時>
・出発前48時間以内にオンラインの所定サイト上で健康状態に関する情報を入力

また、旅行者以外の全ての入国者に対しては、モルディブ到着後3日目及び5日目のPCR検査受験が推奨されています。

<出国時>
・モルディブ出国72時間以内にモルディブ当局のWEBサイト上で渡航者に関する情報を入力

ワクチン注射の準備をする医師の写真

日本入国の際に提出するフォーマットで検査証明書を出している病院は以下のとおりです。 ※2022年5月10日時点、在モルディブ日本国大使館発表データ。

・ADK Hospital(エーディーケー ホスピタル)
発行所要時間:6~12時間 / 要予約

・MedLab Diagnostics(メディラボ ダィグノスティック)
発行所要時間:12~24時間 / 予約不要

・Mediflex Laboratories(メディフレックス ラボラトリース)
発行所要時間:12時間以内 / 予約不要

・TreeTop Hospital(ツリートップ ホスピタル)
発行所要時間:12時間以内 / 要予約

・Image Centre(イメージ センター)
発行所要時間:10~12時間 / 予約不要

・Kulhudhuhfushi Regional Hospital(クルドゥフシリジャナルホスピタル)
発行所要時間:24~48時間 / 予約不要

モルディブでは2021年2月からアストラゼネカ(インド)製のワクチン接種が開始していおり、医療従事者、警察、高齢者、基礎疾患のある方々から接種が開始しました。
2022年7月時点のワクチン接種回数は、94万回以上で、ワクチン接種完了者数は、38万人以上で71%以上が完了しています。

参考:新型コロナ×海外旅行・海外出張情報サイト

旅行前に必ず検査や規制、隔離についての情報を確認

モルディブは2021年11月時点で旅行可能で、行くためにはPCR検査が必要です。意外と入国より出国の方が面倒で、PCR検査の他に質問票への回答が必要だったり、帰国後も抗原検査が必要だったりします。

新型コロナウイルスのワクチン接種を済ませて健康面に不安がない方は、今からモルディブへの旅行を計画してみて良いでしょう。

新型コロナウイルス感染症については、必ず1次情報として厚生労働省や首相官邸のウェブサイトなど公的機関で発表されている発生状況やQ&A、相談窓口の情報もご確認ください。

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